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2007年6月18日 (月)

古書の価格の不思議

昨日、一昨日に次いで、不思議シリーズ 第3弾

古書本の値段、値打ちって何なんだろうね???
占術の古書は、原書房・鴨書店に行けばあるのだが、希少本は高い。



他の分野の古書店で、たまに見つけると安かったりする。
古書店には専門分野というのがあって、値打ちがわかってるからその値段がつく。 なんてのがある。。。
こないだ、梅田の萬字屋書店で、松村潔の絶版本が千円で売っていた。
同じ本が鴨書店では1万円を超えている。雷
 そのかわり、萬字屋書店は仏教関係では適切な値段がついている。

先日、梅原猛の全集がほしくなった。
 ※梅原猛
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E5%8E%9F%E7%8C%9B
  http://www.begin.or.jp/sakura/umehara.htm

以前、
  『隠された十字架 法隆寺論』(1972年、新潮社)
  『水底の歌 柿本人麿論』(1973年、新潮社)
  『黄泉の王 私見・高松塚』(1973年、新潮社)
などは、読んだことはあるのだが、
やっぱり、「この人の世界にどっぷり触れてみたい」という気持ちがあって、なんとか20冊の全集を入手して読みたいと思ってた。

一番ありそうな店。。。。
大阪駅前第3ビル地下2階の古書街に行ってみた。

A店を覗く。
 「梅原猛全集ありますかぁ~?」
 「ないですが、入手可能です。3万円くらいですね。」
 う~ん。。。ちょっと高い

B店を覗く
 「梅原猛全集ありますかぁ~?」
 「ないですよ。あんまり売れないから置いてないです。
  あなた、何万円も出して全集買う価値無いですよ。
  梅原猛なんて売れないからねぇ。
  全部単行本出てるんだから、1冊200~300円くらい
  で、全集にある本ぜんぶ揃えてあげるよ。
  高い金出して全集なんか買うのは、やめときな!」


C店を覗く
 C店の店主は、B店でのボクの会話を聞いていたみたい。
 「梅原猛全集ありますかぁ~?」
 「ここには無いけど、入手可能ですよ。やっぱり全集で
  揃えた方がいいですよ。 値打ちが違いますからね。
  梅原猛は古代史や西田哲学を知る上で大切ですよ。」


う~んがまん顔 三者三様
これが、古書店巡りの楽しさでもある。
結局ボクは、ミナミの天地書店で購入。
やはり老舗の考え方が一番ニュートラルであった。

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