コセコセコセオ

AKB48の派生ユニットで、大島優子率いる　Notｙｅｔ　が歌う、「ペラペラペラオ」　という曲がある。
あこがれの彼女を前にして、何も喋れないもどかしさを綴った歌。
　　♪　夢より長くキミと話したい　憧れの、ペラペラペラオ　♪
のフレーズがとっても可愛い

こんな思春期の悩みも、４０年、５０年経てば、「憧れのペラペラペラオ」　が、
「イヤミなコセコセコセオ」　になっていく。

人を傷つけるイヤミな一言が、次々と口をついて出てくる、イヤな老人になっていく。

１２月から、和民の宅配弁当を頼んだ。
毎日届けてくれるオッチャン　というか、爺さん　が、まさに、コセコセコセオ


■インターホンを押して、出てくるのが遅かったら、イヤミの一言。　「何したはりましてん？」
　　手足が痛くてまともに動けない母親は、玄関まで出るのも一苦労なのだが・・・

■容器（弁当箱）を輪ゴムで纏めておくと
　　「そんな余計なことをしなくてよろしい」
　かといって、バラバラにして渡すと
　　「ちゃんと纏めといてや」　　　　　どっちやねん

■玄関付近が結露して水が溜まっていると
　「この水　何でんねん」

■病院に行くから、容器を外出用のボックスに入れているところに、このオヤジがやって来て、
　「まだ家に居るんやったらボックスに入れんといとくんなはれ」　←入れるな　という大阪弁

などなど、毎日毎日、来れば必ず一言、言って帰る。


母親にとっては、これが結構なストレスで、
顔も見たくない爺さんから、毎日弁当を受け取るのが、イヤでイヤで仕方が無くなる。
とうとう、翌週の更新の手続きの時、
「今週いっぱいで終わってください」　と、終了宣言をしてしまった。
　※和民の宅配弁当は、毎週水曜日に、翌週の契約をする。

その爺さん、面食らって、
「なんででんねん？？？　なんで辞めはりますねん？」　と、しつこく食い下がる

「ちょっと暫く休んでほしいんです」　とやんわりとかわすも、

「休むだけでっか？　なら、いつから再開しまひょか？」
翌日も、
「いつから再開しまんねや？」
その翌日も
「いつから再開するか、まだ決めたはりまへんのか？」

と、最終日までこの状態。。。（笑）

年寄りってみんな、コセコセコセオ　コセコセコセ子　になっていくんだよね。

コセコセコセ翁にストレスを感じていた母も、実は
何事にもダメ出しから入る、コセコセコセ婆なのだが、
みんな、自分のことは棚に上げる　或いは　自分がそうだとは気づいていない。


ということで、和民の宅配弁当　最終日は、コレ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　




味は良いんだけどなぁ

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